オランダスーパーのおもちゃ
2018.07.12
私は海外に行くと、スーパーをのぞくのが大好きです。それぞれの国の食事情を知ることができるのも楽しいのですが、子どもが生まれてからは、もっぱら子どもアイテムを買うのが楽しみになりました。
仕事で訪れる機会の多いオランダは、デザイン大国。特にお気に入りは「HEMA(ヘマ)」(https://www.hema.nl)というスーパーです。あらゆる日用品から食品、衣類、化粧品までなんでも揃う、空港や駅、地方まで、どこにでもあるような街のスーパーです。
価格が手頃なのに、色使いがかわいく、クオリティも悪くないというのが一番の魅力。おもちゃの種類も豊富で、クラフト系や知育玩具、砂遊びセットなど、なんでもあるので、ついつい買いすぎてしまいます。
これが出産前に購入したもの。よく着せた思い出の1着です。ニットもかわいいのに、10ユーロくらいとお手頃。
お弁当箱と水筒は以前購入し、日頃から大活躍しているもの。定番商品のようで、今年も購入できました。ちょうどいいサイズ感、使いやすさ、そして日本にはないカラーもお気に入りです。ミントグリーンのロンパースは、産まれたばかりの甥っ子へのお土産に。
そして最近いいなと思っているのは、キッチン系のおもちゃ。息子はおままごとが大好きで、2年前に訪れたときはステンレスのお鍋やフライパン、木べら、ゴムベラなど、大人の使うキッチン道具のミニチュア版のようなセットを購入。本物に近い形で作られているので、子どもだましではないところに感心してしまいました。
今回はその新しいセットを見つけて購入。ネットにぎゅっと入れられているのは、お菓子づくりの道具セットです。これも10ユーロくらい。
中身はこちら。めん棒や泡立て器、クッキー型は、実際に使えそうなので、息子と一緒にお菓子づくりを楽しむ予定です。
子どものものは特に必要なものがどんどん変わり、そして使えなくなってしまうので、日本でもこのくらいの価格で、デザイン性の高いものが、もっと日常的に手に入るといいのにと、オランダに行く度につい感じてしまいます。
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。『tocotoco』本誌では、お取り寄せの連載を担当。一児の母。
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。『tocotoco』本誌では、お取り寄せの連載を担当。一児の母。