小山・那須塩原ツアーレポート 小山編
「都内で待機児童の少ないと言われている地域を選んで住み始めたつもりだったのですが、結局我が子は待機児童になってしまって...。東京まで1時間前後の地域なら、今の仕事を変えずに子育てとの両立が出来るかもしれない。そんなことを思ってツアーに参加しました。」
夫婦で働く山田家は、今回のツアーでどんな暮らしに触れられるのでしょうか。
世界に認められた自然環境、
渡良瀬遊水地での「ヨシ焼き」を見学!
最初の視察場所は、渡良瀬遊水地。小山市の豊かな自然を感じられるこの場所は、多種多様な植物と動物が生態系をつくっているとっても広い湿地帯です。2500haの広大な湿地帯は、人の手がほとんど加えられていない地帯なのだとか。 ツアー当日は、たまたま「ヨシ焼き」という伸びきった植物を焼いて若芽を芽吹かせるためのイベントが開催されていました。
人口およそ16万人の小山市は栃木県で2番目に人口が多く、豊かな自然と利便性に魅力を感じる人たちが続々と住み始めているそうです。 市内中心部には新設の医療施設や小学校も建設されていますが、実際に市内を巡ってみると都市では見られない「麦畑」や「稲畑」の広がる光景や鮎釣りで賑わう「思川(おもいがわ)」の風景が心をホッとさせてくれます。「土と緑に近い場所で子育てしたいけど、いざという時の病院が心配…」というお母さんも安心して子育てが出来そうですね。
1回100円! 園内で雨の日も大丈夫!
な遊び場「キッズランドおやま」
山田親子が次に見学したのは小山駅構内にある「キッズランドおやま」。「5歳児の「理想の遊び場」を全て実現させてしまったような」伸び伸び全力で遊べる屋内施設です。年齢に応じた遊び場所が確保されているので、小さいお子さんも安心ですね。
「自分が子供だったら、毎日この場所で遊びたいです。」とお父さん。実際に生活をするとなると買い物の途中の休憩がてら、お子さんを遊ばせられる場所があるのは助かりますよね。こういう「日々の暮らし」に寄り添った施設があるのは小山市の魅力の一つに感じました。
いちご大好きっこがご満悦、「いちごの里」
栃木といえば「とちおとめ」をはじめとするブランドイチゴ。
小山市には大粒でなめらかジューシーな品種「スカイベリー」のイチゴ狩りが出来る施設があります。くたくたになるまで遊んで、お腹が空いてきたお子様はズラリと並んだイチゴにはご満悦。
山田家の長男、凛くんです。目の前に広がるイチゴに笑顔が止まりません。
親子にとっての「初体験」がいっぱいのtocotoco親子ツアー。明日は那須塩原市へ向かいます。
明日に備えて、今日はゆっくり休んでね。
おまけレポート 小山市ってこんなところ
タントコ親子ツアーは、地域を巡るだけではありません。なんと市役所の職員さんも一緒にバスで回ってくれるのです。気になったことを気軽に質問できるのも嬉しいですね。
「小山市のこと、もっと知りたいです!」と聞いてみたところ、小山市役所のシティプロモーション課の佐藤さんが答えてくださいました。
「一つ目は小山市の文化でしょうか。小山市は「本場結城紬」の里なんです。着物業界では、とっても有名なんですよ。駅前のおやま本場結城紬クラフト館では手織り体験や繭クラフトもお子さんと一緒に楽しめます。」
小山市は着物で栄えた地域でもあるのでしょうか。そういえば、町を歩く女性の方々もどこか奥ゆかしい感じがしてきますね。
小山市の文化も素敵ですけど、やっぱり「食べ物」も気になっちゃいます。栃木ならではの「イチゴ」以外には、どんな美味しいものがあるのでしょう。
「もちろん、食の魅力も豊富ですよ。「おやま和牛」は栃木県のブランド牛肉として全国トップレベルの品質を誇っています。レポートの中で紹介されていたイチゴはもちろんですが、『イチゴを使ったスイーツ』も多くありますね。市内には4つの酒蔵があって、日本酒も美味しいのでご夫婦でお酒を楽しめるのではないでしょうか。」
なんと素敵な響き!甘いものもお酒もお肉も大好物です!
小山市はいろんな魅力があるんですね。でも、実際に「暮らす」となると、どんな支援や援助をしてくれるのかも心配です。
「そこはご安心いただきたいですね。小山市では市民の皆さんが暮らしやすく働きやすいように数々の支援政策を実施しています。例えば、移住をされた方には住宅購入費の助成や新幹線通勤者のための定期券の補助制度があります。子育てもお子さんの年齢に合わせた交付金や医療費の補助、奨学金の補助制度もあるので安心して子育てしていただけます。」 さすが、移住者の受け入れに力を入れているだけのことはありますね。実は小山市は人口が増えていて、大きな企業も多いので財政状況が栃木県の中でも良好なのだとか。 次々と暮らしのための行政サービスが拡充されているそうです。詳しくは小山市のホームページや窓口でお問い合わせくださいね。
「2018年4月からは移住検討者向けの「お試しの家」もオープンして、月々3万円で小山暮らしを体験できるようになるので、是非とも小山市においでください!」
小山市の魅力をもっと知るにはコチラから!/
たった1日の滞在でしたが、小山市のことがもっと知りたくなりましたね。
ホームページや動画でも小山市のことを知ることができるので、是非ともご覧ください!
※本記事の内容は筆者の主観に基づくものです。小山市の政策・制度については市のホームページをご参照ください。
文・大塚眞
建築指導課 空家対策室
0285-22-9824